インド周遊 “デリー編”     


☆ 【 デリー 】

インド北部の大都市圏で、商業・工業・政治の中心地。
デリーは、ニューデリーとオールドデリーに分けられる。 ニューデリーの中にはニューデリー行政区があり、ここに連邦の首都機能がある。

古くは現在のオールドデリーだけの町であったが、イギリス統治下の新しい首府としてニューデリーが建設された。 イギリスの設計と建設による新都市部分をニューデリーと呼び、古くからある町をオールドデリーと呼んでいる。

今は、インドの首都も「ニューデリー」から「デリー」に修正されている。日本の教育現場でもインドの首都は「デリー」と指導されるようになっている。

デリー近郊には、1982年に自動車メーカー「スズキ」が進出、今ではインド内の小型車で70%のシェアを持ち、ヨーロッパ方面向けの製造も行っている。
郊外の道路沿いには、ホンダ・日清食品等の大規模工場も立ち並ぶ。


世界遺産 フマユーン廟


長い流浪の末、デリーに凱旋したものの半年後に亡くなった悲劇の皇帝ムガール帝国・フマユーン帝の霊廟。
 第一皇妃ベガ・ベガムの指示により、 9年の歳月をかけて建設された。
広大な庭園の中に建てられた霊廟のデザインは前後左右どちらから見ても同じ形である。
建物本体に赤い砂岩、中央のドーム部分には白い大理石が用いられている。



世界遺産 フマユーン廟

フマユーン廟内は、野生のリスやインコもいっぱい
 


 世界遺産 フマユーン廟

フマユーン廟内は自然もいっぱい
 


 世界遺産 フマユーン廟

霧にかすむフマユーン廟
 


世界遺産 フマユーン廟

緑の庭園は、市民も犬も憩いの場所。
 


世界遺産 フマユーン廟

長く続く廟
 


世界遺産 フマユーン廟

赤い砂岩と白い大理石
 



デリー市街地 インド門(慰霊碑)

高さ42mのアーチには、第一次大戦で戦死した
インド人兵士(8万5千人)の名が刻まれている

 


デリー市街地

インドではオート・リクシャーと呼ばれる三輪タクシー
デーリーではCNG(圧縮天然ガス)エンジンを採用

 


デリー市街地

市街地を歩くカップル
 


デリー市街地

リクシャーとオート・リクシャー
 


デリー市街地



デリー市街地




世界遺産 クトゥブ・ミナール

ニューデリー郊外にそびえ立つ高さ 72メートルの石塔。トルコ系軍人クトゥブッディーン・アイバクが建造。
イスラム教によるインド支配を象徴するとともに、礼拝の呼びかけをするための塔(ミナレット)で外壁には
イスラム教の聖典コーランの文字が刻まれている。
  


世界遺産 クトゥブ・ミナール

 クトゥブ・ミナールより高い塔を建てようとして
計画倒れになった「アラーイーの塔」の基部


 


世界遺産 クトゥブ・ミナール

右端の鉄柱は高さが7メートルある。
4世紀のグプタ朝の時代に造られたもので、
1500年以上経った現在でも錆びていない

 


世界遺産 クトゥブ・ミナール

高さ72メートルの塔は5層に分かれており1~3層目は
赤砂岩、4層目と5層目は大理石が使用されている。
 


世界遺産 クトゥブ・ミナール

塔の外壁にはイスラム教の聖典コーランの
文字が刻まれている

 



世界遺産 レッド・フォート

この時期(乾期)には珍しく小雨と濃霧で
すっきりしない天気である
 


世界遺産 レッド・フォート

オールドデリーの東北端に位置している
赤砂岩で出来ていることから「赤い城」という
 


【旅と温泉】へ戻る   【インドの世界遺産を訪ねる旅】へ戻る   【アグラ】

inserted by FC2 system