世界遺産 「熊野古道」 神聖なる参詣道を歩く

定年退職を2ヵ月後に控え、社の規定による特別休暇を取得し、2004年7月に世界遺産に登録されたばかりの熊野古道(正式名称:紀伊山地の霊場と参詣道)を二泊三日で参詣した。

世界遺産への登録は「吉野・大峯」、「熊野三山」、「高野山」の三霊場及びそれらを結ぶ「参詣道」からなり、所在地は三重県、奈良県、和歌山県の3県・29市町村にまたがる広大なエリア。

今回の参詣は「熊野三山」のうち、熊野那智大社・熊野本宮大社の二山とした。
参詣道は多くのルートがあるが、熊野那智大社へは大門坂〜熊野那智大社のルートにて参詣。
熊野本宮大社へは中辺路ルートにより参詣道を歩いた。

全行程「語り部さん」に就いていただき参詣する事が出来た。   深謝。(2005/4/21)


大門坂付近で見かけた 『平安装束』姿の二人

(「大門坂茶屋」で衣装一式のレンタルと着付けもしてくれる)


大門坂

古道の面影がもっとも美しい「大門坂」。


参詣者

杉並木に囲まれた石段「大門坂」を那智の大滝へ。


那智の御瀧 飛瀧神社


日本一の名瀑「那智の滝」

日本一の滝で、熊野那智大社、青岸渡寺の
信仰の原点であり、信仰の対象である。


那智山 青岸渡寺

神仏分離令以前は、那智の「如意輪堂」として熊野那智大社と一体の寺院として発展し「西国三十三所観音巡礼」の
第一番札所となっている。


熊野那智大社

那智山の中腹にあり、那智大滝に対する原始の
自然崇拝を祭祀の起源とする神社である。


熊野那智大社


熊野那智大社


那智大滝と青岸渡寺の三重塔


牛と馬に乗る「牛馬童子」


熊野道 牛馬王子〜箸折峠


箸折峠より近露の集落を望む


「語り部さん」によるガイド


熊野道 カラクリ案山子


熊野道 水呑王子


熊野道 桜満開


熊野道 伏拝王子


熊野道 本宮大社に向け急ぐ (16時20分)


蘇生の森より熊野川


熊野川は参詣道として山岳霊場を繋ぐもので
熊野川の水上交通が重要な役割を果たしていた。


大斎原(おおゆのはら)遠望

伏拝王子跡から熊野本宮大社 旧社地(大斎原)を望む。
参詣者はここから本宮大社を伏し拝んだといわれる。


熊野本宮大社 (到着18時)

古くは「熊野巫(くまのにます)神社」という名で呼ばれていた。熊野三山の中心で全国に3000社以上ある熊野神社の総本山である。八咫(ヤタ)烏が大社の守り鳥。


熊野本宮大社

家津美御子神(スサノオノ命の別称)をはじめとして六柱の神が祭られているが、元来は家津美御子大神と熊野牟須美大神(イザナミノ命の別称)が中心である。


川湯温泉


砂を掘れば露天風呂(大塔川の川畔にある旅館 裏手)


大塔川

参詣の前に身を清めたとされる川湯温泉。


とがの木茶屋

江戸の昔から旅籠を営むおなじみの「とがの木茶屋」


とがの木茶屋付近の雑貨店

【旅と温泉】へ戻る   【ページ・トップ】へ戻る


*☆★ 『熊野古道 参詣』 前日は、和歌山県 白浜方面を観光。 南紀勝浦に宿泊 ★☆*


南紀白浜 三段壁

紺碧の海に直立する長さ2km、高さ50〜60mの大岩壁。


南紀白浜 千畳敷

太平洋に突き出た広大なスロープ性砂岩で出来ている。


南紀白浜 「潮岬観光タワー」からの眺望


本州最南端の「潮岬灯台」


南紀白浜 橋杭岩

和歌山県串本町 「♪ここは串本〜むかいは大島、・・・ 」


南紀白浜 橋杭岩

串本町から紀伊大島に向け大小40の岩がそそり立つ。


南紀勝浦温泉ホテル 「中の島」

勝浦湾に浮かぶ島全体がホテル。


ホテルでの夕食 「潮汁」

程好い塩味で大変美味であった。


【サイトマップ】へ戻る  【旅と温泉】へ戻る  【ページ・トップ】

inserted by FC2 system