安佐北区の可部で、10回目となる「可部の町めぐり」が住民たちでつくる実行委員会の主催で開催された。
集合・出発場所は、2007年12月に完成したJR可部駅西口広場の案内所。
ここから、旧街道(旧雲石街道)と花の散歩道沿いの町家・古民家・寺社・記念碑等を見ながら、そして鮎の塩焼き、川蟹(かわかに)などを味わい、試飲しながら「旭鳳酒造」の酒蔵まで約9丁(1km)の街道沿いが「町めぐり」会場となり散策した。
旭鳳酒蔵で「旭鳳酒蔵コンサート」が開催された、演奏は「ムチャチョス」。
町めぐり会場内のスポットには、可部にキャンバスがある町の案内人「広島文教女子大学」の学生さんがボランティアとして我々を案内してくれた。
可部は、我々高陽地区と同じ安佐北区の町であるが、古くから、山陽と山陰地方をつなぐ街道の要衝として発展しており、「山繭(やままゆ)織の商い」・「鋳物の生産」・「酒・醤油の醸造」・「ラムネの製造」など、産業的にも繁栄した町で、いまだに昔の雰囲気を残している。
今でも、旧街道のシンボルである「折り目」や、造り酒屋、醤油醸造所など、歴史と文化を感じさせる道や建物が多く残っている。
事前に、学習はして臨んだものの「ひろしま通」として、知りたかった可部の町が、町の案内人(ボランティアガイドさん)により実現し、町並みの魅力を再認識出来た。
晴天に恵まれ、絶好の「町めぐり日和り」となり、多くの人で賑わった。
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